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3.希望  未来、そして願い

寄り添いながら個性を伸ばし
社会に羽ばたく根っこを育てる。

希望者の受け入れ態勢、カリキュラム、習熟度別のクラス編成…そういった今のスタイルが確立したのは1998年(平成10年)頃。

学校に行けなかった経験を持つ生徒、勉強につまづいた生徒、人間関係で自信をなくしてしまった生徒が「あるがままの自分を好きになり、自分の中にある可能性に気付き、伸ばしていけるような教育」を目指して新しい取り組みを次々に立ち上げていきます。
商業デザインや読み聞かせ、学校祭やクリスマス会など豊富な行事の取り組み。机上の勉強に加え、体験を通して人と関わり、自身の在り方を見つめ、考え、行動していく力を育み、人としての成長を追求し今に至ります。

そして、小さな私塾から始まった学校は創立から60年を迎え、新たな一歩をふみ出しました。

次の時代へと、島実の道は続いています。

とっておきのミニスクール 島田実業高等専修学校
        ~ 私たちの願い ~

「自分が嫌いだった。でも、いつのまにか自分が好きになってた」
「はじめは怖かったけど、人と関わることが楽しくなった。人が好き」
「学ぶことっておもしろい。わかるとうれしい。勉強が好き」
「今までやったことのなかったいろんなこと。『     』が好きになった」

通ってくる生徒たちが、たくさんの「好き」と出会って欲しいという願い。

小さい学校だからこそ、家族のように近い距離で関わり支え合い学び合うことができるのが、本校の強みです。小さいからこそ、時代に合わせて柔軟に変化することもできますし、変わらないものは大事に守り続けていけます。いろいろな人の力を借りながら、協力し合って、“みんなで育てる雰囲気”を大切にしたいと考えています。

「学びたい」と「育てたい」が出会った場所であるという原点。
「自由」と「自立」の理念。

これからも「学校」という場がどうあるべきなのか、私たち島田実業高等専修学校の持つ使命は何なのか、時代の変化の中でしっかり考えつづけていきます。

私たちにできることは、生徒たちが芽吹き、根を伸ばし、育っていける「よい土」を耕し続けることです。可能性がたくさん詰まった「種」たちが安心してのびのびと育つ場を、卒業してもあたたかく「おかえり」と迎えられる場を、これからも変わらず守り育てていくことが、島田実業高等専修学校の願いです。

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